モネ・ド・パリとともに創業125周年を祝う
メゾン・ベルルッティは今年創業125周年を記念して、ブランドを代表するシューズ「アンディ」をモネ・ド・パリからの協力を得てペニーローファーへと刷新します。
1895年、最初のレースアップシューズ「アレッサンドロ」を生み出した、イタリア出身のアレッサンドロ・ベルルッティが30歳の時にパリで創業したベルルッティは、四世代にわたる職人たちの手によって進化と革新を続けてきました。職人技術のノウハウと型破りな魅力で知られるメゾン・ベルルッティは、彫刻作品をとらえるように靴作りに取り組み、ブランドを象徴する新しいモデルを創出し、パティーヌの開発によってメンズシューズの世界に色を取り入れ、20世紀の中で靴作りの専門技能を磨いてきました。
ブランドの創業125周年記念に、オルガ・ベルルッティが1962年にアンディ・ウォーホルのためにデザインしたブランドを象徴するローファー「アンディ」にスポットを当て、20世紀初頭にプレップスクールやカレッジの学生たちの間で人気のあった、アッパーのサドルストラップに公衆電話をかけるためのペニー硬貨を挟む半月型の切込みを刻んだ、オーセンティックな「ペニーローファー」が誕生しました。ベルルッティの紋章を刻印し、足に当たらないよう少しカーブをつけた装飾用のペニー硬貨は、西暦864年の創立以来、硬貨とメダルの製造を担ってきたセーヌ河岸に位置するフランスの製造企業、モネ・ド・パリが特別に製作を行いました。
ベルルッティの限定版ペニーローファーは4色展開。すべて手作業によるパティーヌ染めで仕上げた、コーティングを行わないフルグレインのしなやかなヴェネチアレザーを使用しています。TDMインテンソカラーのローファーは、仕上げにスクリットレザーのモチーフや最新のロゴ、シグネチャーキャンバスプリントのベルルッティの紋章を融合したゴールドの硬貨を、そして、アイスブラウンやディープロスコ、ディープレッドのパティーヌにはシルバーの硬貨を用いています。また、125周年記念のベルルッティロゴ入り特製インソールや、ベルルッティの新しい紋章を型押しした木製シューツリーといったディテールも加わっています。
ペニーローファーは2020年10月中旬より全世界のベルルッティブティックにおいて販売を行います。
