自然な会話を聴くようにして、ある種の事柄について深く知ることができる。キャリアを歩んでいくなかでメゾンと出会った男性たちが、それぞれのストーリーを語る媒体として、ベルルッティがポッドキャストを選んだのは自然なことでした。
自然な会話を聴くようにして、ある種の事柄について深く知ることができる。キャリアを歩んでいくなかでメゾンと出会った男性たちが、それぞれのストーリーを語る媒体として、ベルルッティがポッドキャストを選んだのは自然なことでした。
ヴィクトル・ベルモンドに続くゲストは、クレマン・デュコル。作曲家で、音を生み出す職人であり、クラフツマンシップを愛する彼が、マディ・プーレと会話を繰り広げます。
フォーブル・サントノレにあるベルルッティのブティックの静かな雰囲気の中で、クレマンは、パートナーのカミーユ・ダルメと共同で作曲を手掛けたジャック・オディアールの映画『エミリア・ペレス』の制作過程を振り返ります。丹精込めてつくられたこの作品は、セザール賞、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞など、業界で最も権威のある幾多の賞を受賞しました。
マディとの会話の中で、彼は音楽に浸った子供時代、内面の変化、彼に影響を与えた声、音として聞こえる色、そしてオスカーの夜に着ていたミッドナイトブルーのベルベットのジャケットについて振り返ります。それは、彼と服、そして世界との関係への鮮やかな賛辞です。
第二回となる「Dans les pas de…」では、楽譜、伝達すること、イタリア、音の質感、そして感情的な共鳴について語られます。感性が意味と出会い、エレガンスが言語となる、深く内省的な旅です。